俺、惨状
いかなる事態にも、心、揺れない。男の中の男の生き方。
それが・・・ハードボイルドだ。

ハード・・・
!?
いやいやいや、なんだよこの一面ドピンクの店は。
あ、写っちゃった店員さん、ごめんなさいね、特に悪気は無かったんです。
悪気は無いですがコレって、どうみても10代女子がキャッキャッウフフと言ってる感じの所ですね。
そこに単身突撃でお使いってどんな罰ゲームですか・・・
え・・・アンチャンさんてファンシーな趣味あったの・・・?
とショックを受ける方がいらっしゃると思うので弁明の余地を与えて欲しい。
身内に何か限定グッズ集めてるのがいるんですが、それの発売日が今日らしいんですわ。
でもね、ソイツ友人の結婚式とかで家にいないんで白羽の矢があたしに立ったわけです。
”やーだー”
「黙れこの引き篭もり、暇人」
と言われ放り出されて、メモを渡され行きついた先がピンクですよ。
そりゃ昔は若気の至りと言いますか、真紅の髪にオレンジのメッシュ入れて名古屋系ヴィジュアルないでたちで追っかけしてましたが、ソレはソレ、ピンクはピンク、何か自分でも意味わかんないですけど、目的地の前に着いた時には顔が引きつってるのわかりましたよ・・・
で、ハードボイルダーがこりゃまたファンシーな袋持って都心を歩くんですが、ココで万が一事故かなんかに遭ったとしたら遺留品がキティグッズとかなんですよね。
ああ、この人はこんなにもキティが好きだったんだ・・・
なんて思われるのも何か癪なので、絶対に言ったと思います。
つ、積み荷を、燃やして────
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カテゴリ : 日記