好きになったらあばたもえくぼ
労働者諸君、ご機嫌麗しゅう。
真昼間からテラスでローズティーの入ったカップを片手に新緑の風と共にこんにちは。
嘘です、本当は携帯の電波も届かない山間の集落からもう6月だというのにいまだに出したままのコタツの上に設置してあるPCから、こんにちは。
いやーアレですね、土日とゆっくり休んだ後の絶望色の月曜日にあくせくと動き回る市井の方々を横目に日記をしたためるとはなんてイイ身分なのでしょうか。
こんな気分は学生の時依頼ですねぇ、オホホ。
どうしてこんな真昼間から日記を書いているかと言うと、ついに・・・ついに会社を辞めました!
という胸がドキドキワクワクするような話ではなくて、年次休暇を消化しているだけなんですわ。
休みの予定を先週の段階で立ててはいたのですが、ホラ、気象庁は宣言していないですが間違いなく梅雨じゃないですか。
お陰で出かけようにも出かけられずで今に至るのですが、それでも平日にしか出来ない事ってのは少なからずありますよね。
例えば官公庁関係の処理とか診療とか。
あたしは仕事が一応医療系なので診療なんて仕事の合間に時間を作ってガンガン行けるのですが、世の中にはそうも行かない人が結構おりまして、今日はそうも行かない人を病院に連れて行ったのですわ。
尤も今日連れて行ったのは人じゃなくて”猫”なのですが。
猫、ええ、ウチの末弟の誠君です。
本人の意向により写真の掲載の許可は出なかったのでイメージ無しでお伝えします。
数週間前に彼の外耳には炎症が見られ、これまでは家人が病院に連れて行っていたのですが、懐いていないとは言えども名目上の飼い主はあたしとなるので休みなのに何もしないよりかは・・・という事であたしが病院に連れて行くことにしました。
この猫、日頃表す感情と言えば、喜怒哀楽の内の喜楽くらいで、その他は本当に自分のしたいようにするという究極のツンデレ野郎ですが、病院に連れて行く為にケージ(籠)の中に入れようとすると必死で抵抗するんですよね。
見た事の無いその様子に新たな発見という喜びを感じました。
また、車で移動中には日頃鳴かないのに、あたかもこのままでは自分は殺される!助けて!という風に聞き取れる感じで「ニャーニャー」と止む事なく鳴き続けるんですよ。
聞いた事の無い彼の悲哀の篭った美声に新たな発見という喜びを感じました。
多分今日ので一年半分くらいは鳴いたと見た。
そして診察室でケージから出すとドクターに向かい「シャー!」という声を出して警戒。
日頃見る事の無い、猫らしい本性の姿に新たな発見という喜びを感じました。
なんだ、お前日頃物静かなくせにちゃんと猫らしい事が出来るじゃないか。
多分こういうのを親バカと言うのですね。
カテゴリ : 日記