戦果4
これまでのあらすじ。運命の歯車の狂いからか、黒塗りの高級車に追突はしていないが、某遺族会に取材を行ったアンチャンさん。
遺族会代表から(我々の)名誉と沽券に関わるからと、事実の公表はしないでくれと言われてしまう。
それならばと出版社から言い渡された返事とは──
遺族会?あんなの今はただの(省略されました。続きを読むにはコメント欄に雄珍珍乱怒開園である!と書き込んで下さい)
お、おう…流石インテリだぜ、言うことが違う。
どうやら最初から遺族会はアテにしていない様だ。
詳しい事はわからないが、大手出版社クラスになると独自の情報網や法に則った手続きで個人の足跡は大体追えるらしい。
しかし昭和中期までの足跡は追えるが、そこを境に全く行方がわからないそうだ。
過去にその人物の関係者と名乗る人が出てきたが、それは詐欺だったらしい。
結局その人も広告原稿で公表した最後の足跡も一個人のブログに書かれている事が出典で、それも実際本当かどうかは正直わからない(個人のブログの人がわざわざそんな嘘を記事としている事も考えにくいが)
ただ、昭和中期に親会社が行った取材の内容が知りたければここに行けと、とある資料館は教えて貰うことができた。
遺族会を最初から当たらなかった為に、結局アンチャンさんが持っている情報量の方が取材を行った人より多いという結末になったが、公表はしないと約束した以上、どうにもならねぇ。
ぼかして言えることは
・遺族会の中で行方不明になった人は凄く多い
・高級幕僚でGHQと接点があった為、存在は認めざるを得ない
・今日に至るまでその人が公式に遺族会関連に関わったのは1度だけで、その公式記録が事もあろうに遺族会のお膝元にある事は遺族会代表も知らなかった(これを資料館から発掘したのはアンチャンさんなので密かな自慢)尚、某出版社が見つけられなかった遺族の行方を遺族会は知っていた
この3つ。
しかしこうなると折角手に入れた情報も使い道ねぇな。
大幅な路線変更が必要だ。
カテゴリ : 日記