燃調魔人完結編
このバイクはK7みたいにSPLなパーツは使ってないしL2みたいに果てしない時間をかけて組み上げたわけじゃない
つまりそーゆーコストや時間のワクの中で仕上げている
コレでオレの評価としてもらっていい
かかったな!バイク日記だ!
ノーマルでEgからフレームまで手を入れたL2より速いバイクなんだから何もしなくてもいいじゃん(いいじゃん)
伝説の2stチューナーに「違いを出せる自身が無い」とまで言わせてしまうのだから、つまりそういう事なのだろう。
でもねッ!必要以上にお金をかけない方針なら、限られた範囲でやってみるのも手じゃないの!
そんなわけで

懐かしの空燃比カーブに合わせてパチパチと打ち込んでみた補正マップ。
こいつを使わずに近頃流行りのECU書き換えってのを、よーしパパお願いしちゃうぞー。
そこで知った驚愕の事実。
電子制御バリバリバイクと旧型はパワーモード切り替え毎にマップが存在しているわけではない。
憎いS1000RRや皮裂きはパワーモード毎にマップが存在しているが、電子制御バリバリバイク系統はスロットルバルブの開度制限でコントロールしているだけだったのだ…!
この画像の補正マップだとスロットル開度の幅が大雑把過ぎて、書き換えによる緻密な制御には到底追いつていない。
更に、今まではサブコンを使っての補正だったので、エンジンブレーキコントロールにスロットル開度制御、各種リミッター制御は全く手を付けた事はなく、正直サブコンでの制御は完全に時代遅れとなった。
オマケに電子制御バリバリバイクと言う位だから基本消費電力が多く、電装品を増やそうモンならそこで容量の限界を簡単に迎えてしまう。
ひたすらダイナモに乗せては補正を繰り返すノウハウもここで本当に終わった感。
ECU本体を弄るのが主流なら必要な技術は更に増える、燃調魔人ここに引退を宣言します。
で、弄った感想。
こら多分クランクで200出てますわ、後輪180届きましたわ、速すぎてあきまへんわ。
サブコンの時とはもう全然違いますわ、レーステックRR前後の定価でこれなら安い、間違いなく安いですわ。
でも速すぎてA>>>B>>Cモードになったのはミスですわ(あいたー)

カテゴリ : パワーコマンダー