この世界に神などいない
あまり行政の強制執行という物は目の当たりにしないのだけど、気になったので。該当する法律は老人福祉法らしい。
いや何が老人で福祉かって話なんですが、もうボッケボケでどうしようもなくて後はいつ汚部屋に埋もれて死ぬかって言うのがいましてね、医療提供側から自宅生活は無理です、と言ってくれという依頼があったんですよ。
ここで無理ですと言うと適当な施設にブチ込まてアリー・ヴェデルチ(さよならだ!)なんですけど、厄介な事にキーパーソンがいない。
厳密に言うといるにはいるが成人したての就活生の孫、親である実子が先に死んだ様だ。
これからが一番大事な時期なのに90を越えた超絶認知症が何かしでかす度にお呼びがかかる。
これは流石に可哀想だ。
しかも泣かせるじゃないか、一人で暮らしてて何かあったら自分が辛い、最後まで幸せでいて欲しいと20そこらの若者に言わせてしまうというこの現実。
辛かったのはあんただろ、授業中だろうがバイト中だろうが試験中だろうが些細な体調変化で呼び出されて面倒事押し付けられてなぁ、どうして若者がこうやって食い物にされてしまうんだろうなぁ、悲しいなぁ。
今の医療制度は絶対に間違ってるよなぁ。
カテゴリ : 日記