射命丸なんとか
この世に邪悪が蔓延る時に必ずや現れる希望の戦士、その名も聖闘士(セイント)たるアンチャンさんですから、いつギリシアから射手座の黄金聖衣がすっ飛んできて、邪神に矢を放つ事態になるかわかりませんよね。
※邪神に向かって矢を放つ、の図。
冒頭から何言ってんだコイツ、と思われるかもしれませんが弓道始めました。
OKOK、落ち着いて欲しい。
知人にその事を話せば「どこに向かってんの」と言われるし、仕事場でそれを話せば「は?」って言われる。
いやね、事の契機はバイク泥棒を五体満足で返さない為にジークンドーか合気道を習おうとしたんですよ。
ところがジークンドーは道場が無い、絶望的に無い、身近にある道具を武器にして相手を叩きのめす実践的なケンカ殺法ならバイク泥棒にも有効だろうと、なんならプリロードアジャスターで襲いかかればいいし。
でも道場が無いなら仕方ないよね…それに道場なんて猿渡哲也の漫画に出てくるチンピラみたいなのしかいないから無理無理。
じゃあ合気道にすっか?と思ったんですけど、こらまた道場が無い。
あるにはあるけど通える時間にやってない、今の職場は「ダメよ!その日は空手の稽古があるの!」って言っても休ませてくれる状況じゃない。
わかった、もうバイク泥棒を叩きのめすはやめよう、はいやめやめ、というワケで弓道始めました。
いや、自分でもこの話のぶっ飛び具合がおかしいのはわかってる、何を言っているのかわからねーだろうが俺も何を言っているのかわからねー。

そんなわけで全日本弓道連盟に入ったのだ。
よーし、そんじゃいっちょ的に向かってバンバン矢を射らせてもらおうか。

そう、弓道ってれっきとした武道なんです。
居合やるからっていきなりポン刀振れるわけもなく、道具の説明、ルールの説明から開始し、まずは矢を撃つ基本動作を身に着けるって事で3時間ひたすら型稽古でした。
果たして聖衣と言う名のマイ弓矢の購入許可が出るのはいつの日か…俺は上り始めたばかりだからよ、この果てしなく遠い射手座の聖闘士の坂を――(尚射手座でも何でもないので聖衣着用の資格がそもそもない模様)
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