【これが】新型GSX-R1000の妄想技術解説、の巻【ヤンマシだ】
諸事情により好天にも関わらず引きこもりのアンチャンさんですから、資格用の参考書を読んでは空いた時間で妄想をしておりました。それは、新型R1000のトップフィードインジェクターについてです。
・・・かかったな!バイク日記だ!
海外フォーラムを見ても正式発表、発売未定、下手すりゃ出ないんじゃね?とまで言われている新型R1000ですが、メーカー営業からは「で・・・出ますよ・・・」と確かに聞いたぞコラァァァァ~~ッ!と言うのはイイんですが詳細不明じゃないですか。
そこで明らかになっているメーカーアナウンスから何故この仕様になったのかを無い頭を回転させて考えました。
とりあえず新型は「過去のスズキのバイクの中で一番馬力が出ている」という話になっています。
ただコレは意訳の可能性もあり、正しくは「過去のR1000と比較して一番馬力が出ている」が正解でしょう。
じゃあどうしたらそうなるの?という事ですが・・・

まずこのエアダクトを見てもらいたい。
よく見たら今年のGSX-RRのウィングに近い形状のカウルデザインだったりするがそれは置いといて、見て欲しいのはこのエアダクト。
誰がどう見ても歴代R1000の中で最大の表面積を持っている。
正確に測ったわけではないが、このダクトに加圧されて入り込む空気が多いなら当然燃やせるガソリンの量も増える。
だったらその分馬力も出る、という考えなのだろう。
しかし実際のコースユースも考えれば鈴鹿だったら1Lで2週は走れないとシンドイ。
アンチャンさんレベルですら補正込みの現行を本気で回すともてぎ2週で1L、これじゃ燃費が悪すぎる。
また噴射燃料を多くすればイイのかというとそうでもなく、大事なのはいかに燃料を細かく噴射しまたキレイに燃やすか。
スプレーで塗装をする時にぼたぼたっと塗料が落ちたらキレイに塗れないのと一緒で細かく燃やしやすく加工した燃料を噴射する事がパワーを出す事になる。
と、言う事はK7から採用されている12穴インジェクターがもしかしたら更に変わるかもしれない。
色々なサイトを見るとスズキ・トップフィードインジェクターというエアボックスに装着される新型という記載を見ますが、エアボックスに装着するからトップフィードインジェクターって言うんじゃなくて、元々R1000はインジェクターの頭から燃料が噴射されるトップフィードインジェクターだけどそこからインジェクター本体が全くの新型に変わり、燃焼効率が上がるという解釈が正解だろう。
恐らく過去のR1000と同じくレブリミットの1/2の回転数でセカンダリーインジェクターが作動するとは思われる。
4輪のアフターインジェクターを発売している東名パワードによれば、インジェクター容量を求める計算式は以下の通り
目標馬力・5.9/気筒数=インジェクターの容積
そして燃料ポンプの容積を求める計算式は
インジェクター容積・気筒数・0.06=最大出力発生時の1L辺りの燃費
これを現行に当てはめれば
185(ラム圧スペック)・5.9/4=272.85 これをインジェクターの個数の8で割ると34.1
インジェクター容積の34.1・4・0.06=8.184が必要な燃料量となるから、もてぎ全開時の2週約8kmで1L消費の実状にほぼ一致する。
そこで新型が最大出力を上げつつ、現行とほぼ同等の燃費を出すとするならば、インジェクター容積の8.184からは大きくズレる事は出来ない筈である。
まことしやかに囁かれる200PSという出力から求められるインジェクター容積は
200・5.9・4=295
295/8=36.875
36.8・0.06・4=8.832が最大出力発生時の1L辺りの燃費となるから現行より約10%の燃料消費量増で出せる数字となる。
そうなると新型の燃費は現行の9掛け程度ではないだろうか?

カテゴリ : 地上最強のヨメ GSX-R1000