白い巨頭ォの法則発動
見栄っちゃあ見栄だし過去の栄光っちゃあ過去の栄光と前置きをして話を始めます。知ってる人は知ってるし、知らない人はこの機会に覚えておくといいですけど、アンチャンさんは元国家公務員です。
仕事場はとある国立医大の実験室。
で、そこでは日々人類の未来と生命科学の発展の為の研究が行われている…と思いきや、どうやって相手の寝首をかいて自分が上に立ってやろうとか蹴落としてやろうかという陰謀しか渦巻いていない、魑魅魍魎のサバイバルだったわけですよ。
給料安いし仕事キツイし人間関係悪いし(前任は2週間で逃げ出したらしい)あーいつまで続くかなーっつーかキツイなーて思っていたら、所属している研究グループのトップが部長選で負けました、したらグループ毎クビになりました。
この経験から、ああ白い巨塔って本当なんだなー恐ェなあーと今でも思ってます。
時は流れて北海道に行くと翌年転職をするハメになったりして転職したり、一昨年、昨年と2年連続で渡道してもまーだ仕事してたりしてるんですが、はい、ついに法則発動しました(ここで狂喜乱舞する読者)

「やったぜ」
事の起こりは3年前に遡るのですが、内科部長のトップが変わりました。
トップ不在でスタンドプレーで診療をすすめるしかなかったので、これで一安心…と思いきや、周囲のスタッフ(特に看護師と医事課)と全くそりが合わない。
しかしぶつかり続ける事3年を経て、ついに「お前とはもうやっとれんわ!」と看護師と医事課のトップが依願退職。
これを機会に旧人員の一斉粛清が始まったわけですよ。ええ、旧人員です、目ぇつけられましたオワタ
ところがあまりにも急に組織改革や仕組みを変え、更にやり方が酷すぎると言う事で人事を始めとした一部のスタッフが法人トップに対し働きかけ始める事態となりました。
で、今回粛清対象になっているのがアンチャンさんだけなく、他のスタッフは「これ退職の強制ですよね?」と言い放ちまず労基に駆け込むと言い、問題に。
労基なんてまず動きませんけど、こういう事態になった以上法人として横暴の放置は出来ん模様。
しかしまだまだ証拠が足りない。
そこで目をつけられたのがアンチャンさん、動向を探る人事部からは現部署長の勢力拡大を防ぐための物証扱いで、旧人員からはコイツを物証にして何らかの証拠を掴ませてソレを元に畳み掛ける為の切り札、まあ生贄の羊ってやつです。

総務・人事・旧スタッフ「がんばれがんばれ」
いやがんばれ言うけどさあ、ものごっつ辛いねんで?
まあ元々どこかで見切りをつけて転職はしなきゃいけないと思っていたので、調度いい機会です、くーっ!疲れました!
例えばもしこれから入手するであろう物証が致命的な切り札になるのなら、のんびり転職活動になり、負けになるなら転職活動をするだけの事なので、何だ、どちらにしても畜生!転職だ!
しかし仮に負けたとしても暴政を働く連中の一人は確実に道連れに出来るし、法人都合の退職には持って行ける確証あるから無駄死にではないぞ、既に弁護士控えてるしな。
カテゴリ : 日記