マグナムトルネード
走り方を変えてからフロントアップはしにくくなってきたんですけど。フロントアップ…?かかったな!バイク日記だ!
ふはははは!いつもならタイトルにGSX-R1000と入れているからまんまと引っかかりおったなあ!
ちなみに今回GSX-R1000と入れていないのは、オチを先に言うと何かしでかす未遂に終わったからその備忘録も兼ねて、です。
フロントアップ(ウィリー)しながら走ると見た目はかっこいいです、豪快です。
でも余計なアクションなのでタイムは落ちます、JSBとかWSBKとかでフロントアップしながら走ってるけどタイム出てるじゃないかという突っ込みもあるでしょうが、正直次元が違います。
じゃあ加重を残したまま進入してそれをリアに移す以外に何か方法あんじゃね?てな時に思いついたんですよ。

これ、2011年のドゥカティっていうクレームつけて自分に有利なルールをつけさせるのが得意なメーカーのGPマシンです。
DUCATIって言う自己主張の上になんか黒い板がついてますよね。

これ、メーカーは違いますけど300馬力のターボエンジンを積んだバイクです。
なんかガンダムに出てきそうな顔してますけど、露骨に羽生えてますよね。
これだ、ダウンフォースを発生させてバイクを押さえつけて前を上げにくくしてやればいい、風を味方にした者が勝つって烈兄貴も言ってたから間違いないと思う、一方風を味方につけなかった豪はマグナムセイバーを飛ばされてミニ四駆なのに何故か必殺技を身に付けねばならなくなった、ミニ四駆はいつから格闘漫画になったんだ、あ、ダッシュ四駆郎から格闘漫画だったわ。
しかしここで一つ問題が。
バイクは車と違って車体を傾けて曲がる乗り物です。
ダウンフォースは車体を下に押し付ける方向の空力です。

画像を見てみましょう。この場合、旋回する方向は左ですが車体からダウンフォースが発生する際に空力が働くのは右側です。
つまり左に曲がりたいのに右に押す力が発生してしまうのです!
ちなみに画像の年式のGSV-Rは冗談抜きに「ダウンフォースで最高速と安定性を稼ぐ」をコンセプトにした結果「曲がらなくなった」というネタみたいなバイクです。
冒頭に挙げた下品な赤いバイクやガンダムバイクがそれを犠牲にしてでも羽を生やしているのは、曲がりにくくなってでもフロントアップを抑えたいという背に腹は変えられない事情があったからでしょう。
だったらせめて整流効果狙って控えめなカナードつけたらいいんじゃね?バイクエアロパーツの発案者って事でアンチャンさん歴史に名を残すんじゃね?と思ってL2ちゃんをよく見てみた。

おい、どこ見てんだよ、お姉さんの足じゃないよ。
でも見るのは足の辺り、ここを拡大すると。

ラムエアインテークの横の出っ張りがどう見ても整流効果を考えられて形成されてました。
本当にありがとうございました。
カテゴリ : 地上最強のヨメ GSX-R1000