邪教の館
ちょっと前になるんですけど、振られちゃった傷跡をヴェロヴェロ舐めて(意訳)癒してもらったんですが、その際に個別お見合いパーリィに行って来いよ!と言われました。“えぇ・・・”(困惑)
「俺が行く時の為に下見して来てくれ」
“えぇ・・・?”(更に困惑)
というやり取りがあったかどうか定かではありませんが、待っているだけじゃ何も起きないからね。
空から女の子が落ちてくるなんてありえないからね、第一そんな人ちゃんと戸籍があるかどうか怪しい。
そんなわけで店に行く前に・・・「すみません、道教えてください・・・」とうら若き女性から頼まれました。
ここで善行ポイントを稼いでおくと冥府行きから巨人の里行きくらいまでは運が上がるかもしれないと思い、道案内。
どうやらその方も街コンに行く予定だそうで、待てよ、ここでじゃあ面倒くさいから一緒にどっか行きますか?とナンパしてやろうかと思い、ちらちらと顔を見る。
「おいお前さっきあたしの顔ちらちら見てただろ?」
“見てません”
「嘘つけ、絶対見てたゾ」
というやり取りはありませんでしたが、積極的に誘う事もないな・・・と、言うかお前は自分で店に行く気はゼロなのか、通りすがりの人間に最後まで案内させる気なのか、この図々しいヤツめ、無いわ、うん無い無い。

そんなわけで自分の目的の店にやって来たのだ。
待合室に通されると・・・何このお通夜会場。
沈痛な面持ちの野郎ばかりで、中には何か見えない存在とお喋りしているのもいるし、やべぇよやべぇよ・・・ヤバさのあまり笑っちゃうくらいだよ・・・
で、お会いした女性たちは



てめぇら悪魔召喚プログラムから出てきたのか?
残念ながら僕は救世主じゃないみたいなので、君たちを使役する事は出来ないようだ。
アンチャンは逃げ出した・・・・・・・・・逃げのびた!
カテゴリ : 日記