ドクター・キリコ
病人怪我人と関わるのが仕事ですが、仕事をこなせばこなす程なんつーか擦り切れるって言うか。超高齢社会という言葉も生まれたくらい日本人の社会構造の高齢比率は深刻です。
だから妙齢の女性は僕とおセッ
という事が言いたいのではなく、いや言いたいですけど、今回の話題はそういう事ではなく。
例えば働き盛りの30代とか重要なポジションにいる50代とか、そういう人を何とか助けて社会や経済に貢献してもらう。
こういうのってアリだと思うんです。
でもね、生産性ゼロの70、80、90に医療資源や社会資源をバンバン投入して生かすって違うんじゃないかと、ここ1年半くらい凄く強く思ってます。
その人を生かして誰が幸せになるのかと。
非医療従事者の人は知らないと思いますが、そこそこの規模の病院は患者1人当たりに1ヶ月で請求していい金額が決まってます、だからそれを越えない様に節約して節約して、場合によっては完治しなくても誤魔化して放り出します。
だってそうしないと日本の経済が破綻するから。
勿論アンチャンさんの所も例外ではなく、見込みなしの段階で遠回しに死んでもらう事になる人もいます。
と、いう事を推進してやっているのですが、仕事に関係のある人の身内がおかしいから診てくれと。
個人情報に関わるので詳しくは書きませんが、要は寿命って感じでした、色々やれば少しは死ぬのを先延ばしに出来るけどそんなに差はない程度。
例えばその人が30代で子供が2歳とかだったら何が何でも助けてやりたいと思います、だって未来がある。
でもボケにボケて自分の子供もわからない、糞尿垂れ流しで歩くことも出来ない、そんな人を医療資源を大量に投入して助けたら果たして誰が幸せになるのか。
依頼をして来た当本人も自分で介護は出来ないと言うような、そんな状態の人間を生かしてお前は本当に満足なのか。
カテゴリ : 日記