【どちらも】GSX-R1000L2の低速域の燃調について【正解】
トルクの為なら燃費なんかどうでもいいと言ったな。
かかったな!バイク日記だ。
いやね、確かにパワーが出ればその分ガソリンは使いますよ。
でもね、他のバイクが街中でもリッター14、高速使えば17とか20とか出るのに、街中リッター11、高速でリッター13、頑張って14とかやっぱ燃費悪すぎでしょ、ウチのL2。
それもこれも皆パワーコマンダーってサブコンの仕業なんだ!
実際に補正全域0にして北海道行った時はリッター17出ましたからね・・・
じゃあ何処が燃費悪化の悪さをしているかと言うと

多分グラフX軸の3000~6500の辺り。
ちなみにコレ、EMPROに入ってるマップをパワコマで再現した物です、スロットル高開度、高回転域の一部分だけ実測の結果マイナスから部分的にプラスにしてますけど。
で、そのこんもりと盛り上がった山の部分で凄く燃料を吹いているから燃費が悪いんだと思う。
と、言うわけでそこをガッツリ削ってみた所、今度は車体を押し出す力が何か弱い、つまりトルクが減った。
要するに自転車を加速させる時って強い力でペダル踏みますよね、でもある程度速度が乗ればペダルを踏む力は最初より弱めに済む、このペダルを踏む力が燃料と思えば多分恐らくきっと当たってる。
ガッツリ燃料を削ると、車体のアクセルワークに対するレスポンスが鈍いのでより大きくスロットルを開けられる。
結果高回転域を使う事になる。
逆に今までの状態だと、回転の上昇が良い意味で重く力強いのでより大きくスロットルを開けられる。
結果高回転域を使う事になる。
前者がHRC式の燃調理論で後者がヨシムラ式の燃調理論、どちらの理論を取っても結果として高回転域を使う事にはなるのだけれど、果たしてどちらがいいのだろうか?
好みはヨシムラ式なのだが、ピーク域は弄らないので結果は変わらない。
ヨシムラという企業その物は変わらず嫌いだけど。
問題はピークパワーに至るまでの出力特性となる。
ちなみにわざと薄くして余剰トルクを削り高回転域を使わせる方式を取っているのは他にはBMWとカワサキがそれ。
ヤマハ?知らん。
はてさて、一体どちらの方式を採るのがL2にとって正解なのやら・・・できれば燃費も良くする形で。