古典的過ぎるやつ
吉田茂に倣い、ここ2年急激に外食をする様になりました。する様になった、と言っても毎日その辺の賤民が集まる様な所で孤独のグルメみたいな事してんじゃないですよ。
ちゃんとコストをかけて店も選ぶ所から全ては始まる。
美味いものがわからない奴は駄目だと言う彼の言葉は、ある程度の社会人になるとズシリと来るんですよ。
そんなアンチャンさんが定期的にふらふらっと足を運ぶ店がありましてね、純喫茶なんですけど。
天才軍師ヤン・ウェンリーを目指すアンチャンさんですからコーヒーなんて飲まないんですが、残念ながら日本人は紅茶よりコーヒー文化が身についている様で、そこはコーヒー専門店なんです。
茶葉の種類と煮出し時間で味の違いはわかるアンチャンさんですが、コーヒーを真剣に味わった事は半生の中であまりない。
しかし豆の解説で味の違いも書いてあるから、飲み比べをしているのですが、この前酸味って言うか独特の味がするのを飲んだんですよ。
ほほう、これが酸味ねぇ…
なんて思っていたら店員さんが「大丈夫ですか?」なんて聞くんです。
何が大丈夫なのかねちみぃ、なんて顔をしていたら「今入れていたのは塩です」

カテゴリ : 日記