班田収授法
ある日、仕事から帰るとポストにカラフルな封書が届いていた。特別定額給付金申請書~(CV大山のぶ代)
特別定額給付金?なんだいそれは。
これはね、新型コロナウィルス感染症で大変な人が多いから、国から全員に一律10万円をプレゼントする為の書類だよ。
わあ、凄いや!でもどうして長期入出金の無い口座で申請してはだめなんだい?
休眠口座だと何か困るの?口座情報と住民の情報紐付けしたいとか。

長期入出金が無い口座ではない口座となると多くの人はメインで使っている給与振込口座を申請するだろう。
当然そこから金の流れを追おうと思えば追えるわけだ。
今回はたまたまこういう事態だから給付金と言う手を使うけれど、やる気になれば個人情報と金の動きを行政→政府が握る事も可能だろう、表立って認めはしないだろうけど。
今回10万円は本当に困っている所に寄付するつもりであったが、どうも臭い。よって申請はしない。
10万円の割に失う物が大きい様な気がする、幸い非常時に無茶苦茶強い業種だから生活には困っていない。
どうせ特別国債を来年には今年と比較しても洒落にならん程発行するだろうから、本当の地獄はこれからだ…
昔日本史の勉強で班田収授法と言う律令制度を習った。
6歳だかそこいらで国から土地が支給されるが、それは荒れ地だったりして、開墾と納税が死ぬまで義務付けられると言う物だった。
この10万円、目の前に吊り下げられた人参と思うのは取り越し苦労だろうか。
カテゴリ : 日記