これまでのあらすじ。
バッテリーの容量問題でバッテリーを2個おじゃんにしたアンチャンさんは純正バッテリーに戻ってきたのだった…
かかったな!バイク日記だ!
おじゃんと言うと語弊があるが、リチウムバッテリーは寿命(?)オプティマバッテリー(スパイロン)は容量不足。
だったらもう純正しかねぇ!と言う事で純正バッテリーを使用していたんですよ。
まあ取り敢えずちゃんと動くけど、電子制御バリバリバイクはバッテリーが命、容量が命!
だとしたらかつて悪名高かったSHORAIとめっちゃ電気食うパワーコマンダーの組み合わせをノントラブルで真冬も動かした
アレを投入するしかあるまい…ッ!そう、やつの名はコンデンサー。

購入はなんと2011年(だったと思うの)だが昨年末の時点で機能が生きている事は確認済み、2014年から2016年は取り付けられていたと思ったら、ハーネス戻せなくなりました~っていう悪徳バイク屋にテールカウルの中で外されたままにして車両に格納されていたままだから使ってないし、保管による劣化はあっても実質使用は3年という事になる。
コイツをスペースの無い車体のシート下になんとか収めようっていう魂胆よ!
電子制御バリバリバイクにはバッテリー横にETCの設置スペースがあるので、そこに貼り付けられているスポンジを外し、コンデンサーのハーネスをちょっと短くして…おお、入った、世の中結構どうにかなるもんだ。
じゃあコイツを使ったらバイクがどうなったかと言うと…
・待機時の電圧が上がった。
・嘘かと思われるかもしれないけど燃費がマジで良くなった。
・嘘かと思われるかもしれないけど低速のピックアップが良くなった。
この3つ。
一番顕著なのが待機時の電圧アップで、このバイクはご丁寧に電圧計が標準装備である。
コンデンサー無しの状態でキーオン12.5→12.3、コイツがキーオンで12.9→12.5になった。
渋滞で水温が上がりファンが回ると大体電圧が13.3とか5にしばらく下がるのだが、装着後は13.3に一瞬下がるとすぐに13.6に上がる。
次、びっくらこいたのが燃費が上がった。
テスト走行区間は浜松市から新東名のとあるSA。
新東名の下りは上り坂、上りは下り坂が多いので完全同条件ではないのだが
下り:7.64L
上り:6.25L
が給油量。
ちなみに上りは相当遊んで帰ったので、どう考えても上り坂、下り坂の違いだけでは説明が出来ない。
次、嘘かと思われるかもしれないけど低速のピックアップが良くなった。
今現在は純正サイレンサーの保護の為に社外のサイレンサーがついているのだけど、こいつが純正よりヌケが良く、タイヤを保たせる為に移動時のみ一番パゥワ-の低いモードにしていると4000~5000回転でもたつき、回り始めたと思ったら今度は回りきろうとするのでパーシャルが難しい。
それがなくなりキビキビと走るようになった、いや、嘘かと思われるかもだけど本当なんですよ。
これに関しては同時にスロットルの遊びをゼロにしたので、そっちのせいかとも言えなくない。
でも少なくとも、電圧の変化と燃費の向上は本当、これならリチウムと組み合わせてもと思わなくもないが、もうそこまで冒険が出来る環境でないのでな…
仮に燃費が良いとなると1Lは浮く事になるから年間1万くらいは浮くんじゃなかろうか。
年間1万浮けば300V3Lくらいは浮く事になる、オイルが買えるよやったねアンチャン!
※先日電子制御バリバリバイクの無印に搭載されているYT12A-BSはどうなんじゃい!という意見があったのですが、なんとこのバッテリーは容量こそ上なもののCCA値が175と小さくなり却って始動性が下がってしまうのだ…ッ!