ヘタレ
人材流出が止まらない我が法人。ついに定数の4割の人員で業務を回さねばならなくなった。
そこで新たにいなくなる
来る(予定)となっている新人達の教育も引き受ける事に。
しかしその前にこの究極の人手不足の中で仕事は増えて責任も上がるなんてとんでもねぇ。
だったらお前らその分手当欲しかろ?と残った人達に聞いて回ると皆「欲しい」
よーしわかった、じゃあ緊急MTG(マジックザギャザリングじゃない)で口火切ったらぁ。

そんなわけで緊急MTGが開始されたのだ。
まずは現場の上長に対して、残った人員がそれは言う言う。
アンチャンさんは皆が落ち着いた時に
「ユニクロだって中国出店の時に現地労働者に対して報奨出しましたよ」
「残業時間の試算が皆150は下りません、厚労省の定める過労死ラインを越えている事に対しての保証は?」
てな感じで突いていたら、実は今日のMTGに本部の役職付きを呼んでいるから、その人に言って…と現場の上長は既に逃げ腰。
そこで言ってもダメならまあダメなんだろう、と言う事でおかしな事になっている勤務表を見せながら、ここまでやらなければならないのだからリターンを出して欲しい、と言ってみた。

返答:そんな事は法人として許さない、第一お前らより○○部の○○さんはもっと働いているし、それに対し不服を言わない。
そう…
で、そんな中で意見を述べたのは他1人で、後は不服そうな顔をしてお偉いさんの話を聞いているだけ。
お偉いさん退場の後にヘタレ上長に再度噛み付く。
いやいや、お前らさっき言えばええやん、皆でふざけんな働かねぇぞ!ってなれば仕方ないって流れになったかもしれんやん。
どうしてそこで折れるんだよ、俺が口火切ったんだから俺に乗せられた的な流れにすりゃいいだろが。
社会に出るまでの教育システムが逆らわない事、平均でいる事ってのは使用者からしたさぞかし都合がいいだろうな。
そりゃ日本人の労働環境良くなるわけねぇよ、ダメだよ、思っている事は言わないと伝わらないよ。
もういい、俺が守るのは来る(予定)の新人達だけだ、来る(予定)
カテゴリ : 日記