工業製品は取り敢えず買ったら使える状態にはなってますよね。
工業製品?
かかったな!バイク日記だ!
しかし買ったら使える(バイクだから乗れる)状態だけれども、それはやっぱり限られたコストに限られたライン上での作業時間の中で行われているワケだから必ずしも品質が求めるレベルじゃなかったりする。
ギッチギッチに締め付けられた駆動系とかを見れば一目瞭然。
そう、その衝動は突然やって来た。
チェーンルブチェーンルブ、ルブついてっかー?
バッチェ、ついてますよー。
いや、ついてる言うてもさ・・・どんなのかわからんですやん?この手の工業製品に限らず機械は購入状態からメンテしてやれば、本来のパフォーマンス以上の能力を発揮しますやん?
実際K7の時なんかケミカル屋にリップサービスと言えども脅威のチェーンの保ちに驚かれましたやん?

そんなワケで納車時のルブを落とそうとチェーンメンテを行おうとしたのだ。
それでは御覧ください

ん?やけに量が減っているぞ。

んんん~~~~~????

おわかりいただけたであろうか…
長期に渡る保存で容器が溶けて中身が漏れ出し変性しているのである。
嫌ぁぁぁぁぁぁぁこんなの初めてぇぇぇぇぇ!!これ見て思いましたね、完全に密閉されていない容器は破損すると。
そりゃビニール袋に入れてた物質がパンパンになって破裂しますわなぁ。
このままチャーンメンテを見送る選択もあったのだが、あたいもう我慢できない!
と、言うワケでクリーナーを購入、1年振りにメンテスタンドをかけてチェーンを掃除し、
MOTUL C4を塗布。
新品と言うのもあるけれど、薄く白い被膜に覆われたチャーンを見て、うっとり…ああ、これが幸せなんやな…て――
※以前はチェーンソーオイルを使っていたじゃないかと突っ込んではいけない。