フィクションです
私きれい?細身にスラリと伸びた手足。
烏の濡羽色とでも言う黒髪。
はたと見たならば、綺麗だと言っても差し支えないだろう。
ただ1つ、不自然に大きなマスクをしている事を除いては。
「これでも・・・きれい?」
マスクを取った下から覗いたのは大きく裂けた口だった。
「お前・・・ウルフスラッケン(口唇口蓋裂)だな・・・」
数年後、女はインタビューで語った。
「私は自分に絶望していました、だけど生まれ変わる事が出来たんです。今ではマスクもしないで歩けます」
皆様と本気で向き合う。
最善の医療を常に探求する。
適正価格で提供する。
○南美容○科――
カテゴリ : 日記