苦痛に耐えられぬ時に飲むがよい
まずは黙ってこの画像をみてもらいたい。
北斗の拳で新血中を突かれたレイが心霊台を突かれて3日の延命を図る際にすっごい痛いよ!と説明された時にトキが渡した薬です。時がトキに、プハハ、プハハ。
で、この剤形(薬の形状)を見ると恐らくカプセル、良くて楕円形の錠剤。
この形状の薬は口から飲み込み、消化管を経由して大体が肝臓経由で代謝されて全身に行き渡るんですけど、そんな経路をたどるモンだから効くまでに時間がかかるワケですよ、大体2時間くらいから。
そんなに時間がかかるモンが苦痛に耐えられぬ時のむがいい、なんて言われて我慢できっかという話ですよ。
癌患者が何で死ぬかと言うと、そりゃ病気の進行もありますけどその痛みで体力をごっそり削られるからなんです。
だから心霊台の痛みに耐えられなければ死ぬって言うけど、これ飲んでも痛みにのたうち回りながら死ぬ事に変わりありません。
通常疼痛緩和において即効性を求めるならば静脈注射か液剤、若しくは口腔内のバッカル部というところから粘膜を通して直に吸収させる方法を採ります。このトキの持っている薬、形はどう見ても固形なので静脈注射は不可、て言うか飲めって言ってる。
恐らくは劇物でショック死を起こす様な代物なのだろうけど、医の心得のあるトキならば北斗有情破顔拳でテレッテーの方がよっぽど安楽死だと思うんだ。
と、いう事を本来24時間効いてる筈のロイコトリエン(抗アレルギー剤)がキ15時間で切れて死にかけている時に思った次第。
頓用で抗ヒスタミン剤を飲んでみるなんて初めてやったわ・・・いやキツかった・・・
俺は・・・南斗水鳥拳伝承者には・・・なれない・・・
カテゴリ : 日記