GSX-RRのトルクカーブと空燃比について
まずは黙ってこの動画を見てもらおう。かかったな!バイク日記だ!
L2ちゃんは2月中旬まで弄くらないのじゃよー。
で、注目すべきはこの動画の40~43秒です。
GSX-RRのダイナモでのテスト風景の様なのですが、動画に写っているPCの画面を見るとパワーグラフ、トルクグラフ、空燃比グラフの3つがご丁寧にも写っているじゃあないですか!
最新テクノロジーで走るGPマシンの調整方向ならきっと速さにもつながる、はっきりわかんだね。
で、画面をよくよく見てみたら・・・
■パワーグラフ:ピーク出力は別としてグラフの曲線は市販車と変わりない。
■トルクグラフ:何故か2種類存在している。メインのトルクグラフはトルクの谷が無い台形で、トルクピークからの落ち込みが非常に緩やか。R1000でピークから緩やかな低下を演出するには12000回転以降の燃料を濃くしてやればいい、現在の調教方法は間違っていなかった。
問題は二種類目のトルクグラフ。40秒の時のディスプレイの上を凄くよく見ると、階段状のグラフがある筈です。
こんなパワーデリバリー方法じゃあ乗りにくいだけじゃあなかろうか?
それともわざと下と中速のトルクを減らしてスロットルレスポンスを大幅にぼやけさせて、大きくスロットルを開ける乗り方をGSX-RRは求めているのか・・・一体このグラフのマップはいつ使うんだぜ・・・詳しい人教えて下さい。
■空燃比グラフ:低回転域は非常に薄い模様、推定15~17くらい?ところが今度は常に一定の値を示しています。
恐らく数値的には12.5~13の筈なんですけど、空燃比の調整方法はスタート時に濃く、トルク立ち上がりの時に濃くし、後は薄くがセオリーじゃなかったのか。
ちあみにウチのL2ちゃんは正確ではないですが、現在は下14、中間12.5くらい、トップエンド13で調整しております。
この中間からトップエンドをどう味付けするかがチューニングなんでしょうけどねえ、加速時に必要な空燃比は12~12.5っていう持論を考えなおさねばならぬやもしれん。
カテゴリ : 地上最強のヨメ GSX-R1000