縁
いやあこの季節は人が死ぬ死ぬ。え、いきなり何言い出してんのコイツ・・・とか思わない、しょうがねえだろ仕事が病院勤務なんだから。
しかも病に怪我は時と場所を選びませんからね。
アンチャンさんの当直が正に明けようとするその時に「心肺停止しました・・・(小声)」ですよ。
あっ・・・(看取り)です。
これが木曜の朝。
で、金曜日です。
定期の診療はこの日が最後なのでバッチリミッチリスケジュールが詰まってました。
そこに「呼吸停止しました・・・(小声)」ですよ。
いくら診察が詰まってても優先順位は看取りです。
その患者さんは半年前は担当していて今は主治医も変わり、診療管理も外れていたのですが最後の最後に呼ばれたのも何かの縁ですかねえ。
そこで死亡診断書の作成に入るのですが、いつも持ち歩いている診断書の見本が半年前のその患者さんの主治医が作成した物だったので、きっと患者さんが呼んだのでしょうという話をご家族としたり。
どうです、日頃の言動からはこんなアンチャンさん信じられないでしょう?
で、土曜日です。
金曜の朝8時から休憩10分で業務終了が午前1時です。
もう僅かに残った気力のみで動いてます、主に土曜日の日中に仕事残して文句言われたくねえっていう思いから。
俺は今年の業務を終えるぞーッ!ジョジョーッ!
「呼吸停止しました・・・(小声)」
3日連続看取りってこれもう(呪われてるか)わかんねえな。
カテゴリ : 日記