ノンフィクション
患者さんに仁が好きな人がいるんですよ。で、その人、今日も案の定DVDを見ていて、なんか急性虫垂炎(?)を起こした西郷隆盛の開腹してたんです。
“パルスオキシメーターすら無しで麻酔って恐いですよね、呼吸状態どうやって見るんでしょう?”
「うーん、チアノーゼとか見ながらじゃないの?あの発明は偉大だよ」
“チアノーゼと言えばラットを使った実験の時は、指先の色に注意しろってよく言われました”
「あーラットなー、今から13年前くらいはよく世話になったわ」
“ラットもですけど、先生は初めて人間の中身見た時はどうでした?”
「血抜きもされてたしあまり気持ち悪いとか・・・あ、でも腐乱死体はヤバい、あれはマジでヤバい」
“バイオハザードの世界ですよね”
「俺バイオハザードは友達がやってるのをちょっと見てたくらい」
“僕もです、ホラーゲームはあんまり・・・強いて言えば弟切草とか”
「あまりホラーゲームとか得意じゃないんだよね、ゲームじゃないけど最後に見た映画がリングだし」
“僕は呪怨ですね”
「呪怨って本当なんでしょ?」
“いやあ、どっちかと言うとドッキリ映画ですよ”
「実は俺恐いの苦手でさ」
“あ、先生、恐い話をさせておいてアレですが今日は夜間の当直おねがいします^^”
「(#^ω^)ビキビキ」
こんな人達が日本の皆さんの健康に関わっています。
カテゴリ : 日記