まだら
とある人が、あたしを評してこう言いました「石橋を叩いて壊すタイプ」と。
要するに念を入れ過ぎて、物事をおじゃんにする、という事でしょうか。
以前はそこまで考えずに、貴方を一言で表すと?という質問に「石橋を叩いて壊すタイプです」と笑顔で答えた事があります、そりゃそんな事言えば受かる面接も受からんわな(1年前)
でも確かに用意を周到にして結局何もかも駄目にするって経験ありますね。
先週車体を預けた細君(R1000)が車検を通ったという知らせを昨晩受けたんです。
ネックとなっていたタンデムシートはレース用カウルにスポンジを張り付けて、これがタンデムシートです!とかなり無理がある通し方をしたみたいですが、なんか段々バイクも持ち主に似て常識の斜め上を進んで来た様な気がします。
で、その細君なんですが、ほぼ修復はしているんですけどいまだに右側の転倒跡が残っています。
例えばミラー、よくよく見ると梨地の肌なのにつるつるの部分があり、ああココが傷跡ねと一発でわかります。
そのミラーの部分塗装跡が最近ぼろぼろと剥がれていて、ちょっと気になってました。
梨地の後は再現は難しいが、スプレーをうまく使えばそれっぽくなるかもしれない。
ついでにサーフェイサー(下地)を使えばそれっぽくなるかもしれない。
じゃあやってみよう、と、いうワケで損傷部を中心にマスキングを施しサーフェイサー噴射をした瞬間、イタズラ好きな春風さんが──
カウル、スクリーン、鏡に点々とつくサーフェイサー跡。
その時、あたしは、泣いた(心の中で)
報われぬ努力に涙したらクリックしてくれると嬉しい。

カテゴリ : 地上最強のヨメ GSX-R1000