LOVE THEME FROM THE GODFATHER
壁に耳有り障子に目有り、とはよく言ったもので、本人が然程気にしていなくても回りはちゃんとそれを見ているというのはよくある事ですね。
以前に”実はバイクに跨りながら電波ソングを歌っています”とカムアウトした事がありました。
周りの音が大きいから自分の歌声なんて聞こえないだろうと思っていると、それは大きなミステイク、結構聞こえているモンなんですね。
今日なんて都内S区のトンネル内で
「ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ~」
と「ぴ」だけで表現すると何だかサッパリわかりませんが、ゴッドファザーのテーマソングが口笛で聞こえてディ・モールト(非常に)驚きました。
わかります?ゴッドファザーのテーマソング。
珍走団の「ぱららぱらぱらぱらぱらら~」っていうラッパの音ですよ。
益々わかり辛いですね、まあいいや。
一体何処のどいつがトンネル内で反響するほどの大きな口笛を奏でているんだ?と思い音の方向を見つめると、原付+半キャップの冴えないおっさんが音の主なんですよね。
果たして彼が何故ゴッドファザーのテーマソングを奏でているかは謎ですが、人は見かけによりません。マフィアの裏社会を描いた作品の代名詞とも言われる音楽を口ずさむのですから、ひょっとしたら…人はみかけによりませんからね、ガクガク。
そう、人は見かけによりません。
よく何か事が起こるたびに「まさかあの人がそんな」とか「全然そんな事する人には見えなかった」という話を聞くように、その人がどんな人か把握出来ないのに関わるのは危険ですね。
ゴッドファザーから別れて数時間後、今度はトランクが半開きのクルマが前方を走っているのを見つけました。
親切心ともしも中身が転がり出てきたら危ないな、という思いから運転手に「トランクが開いている」と教えようとしたら!
シートに座ったドライバーは座ったままの姿勢で激しく上下にホッピングしているッ!
なッ!座ったままの姿勢!運転しながらあんな跳躍を!?
もうそれを見た瞬間にあたしはこの男に関わるのはヤバイと思いましたね。
だってですよ?
万が一トランクの中身が見てはいけない物だったとして、ついうっかりそれを見てしまったが為に悪の秘密結社に拉致されてバッタの特殊能力を持つ改造人間にされてしまったり、正体不明の男にイキナリ矢を打ち込まれて妙な特殊能力が身についたり、実は封印していた記憶が蘇り左手にサイコガンを持つ世界最強のお尋ね者として再び生きることになったとしたら、ただ静かに暮らしたいと考えているあたしのプランがパーじゃないですか?
日本は今日も平和ですね('A`)
カテゴリ : 日記