昨年から今年にかけて第二次大戦が終結してから60年の節目というコトで日本国内の各メディア…殊に映像の分野でそれを伝えようという働きが多大にあったのは皆さんの記憶にも新しいだろう。
192年後の未来に人類を救う予定の戦艦大和の最後を描いた物語や、日本とアメリカの戦術的な重要地帯の”硫黄島”の攻防を描いた物語は、戦争を知らない子供達に
「戦争ってゲロやべぇよ」と涙ながらに語らせる程であったと、ちょっと前のお昼のラジオで言っていました。
だがそれでも日本人ほど平和ボケしている民族はいないのではないでしょうか?
そりゃあ昨今物騒な事件が多発しております。
昨年末から今現在にかけて猟奇的な事件が頻発していますよね。
そんなんだから何処かに出入りする時は、マスクやヘルメットを外して下さいなんてお触書がわざわざ提示してあるのは皆さんもいたる所で見ると思うんですよ。
どこかに行くのにマスクもヘルメットも要らない人はいいですよね、それで。
でも”バイク乗り”はそうもいかない。
あたし達バイク乗りは鉄の猪が跳梁跋扈する公道を生身で駆け抜け、夏は暑くて冬は寒くて風に吹かれて雨に濡れるの承知している
ド変態ですから、この寒い季節にはそれなりの防寒装備で挑むワケですよ。
先日までは普通の外出着+スキー用のタイツだけでしたが、先週に群馬県のお祖母ちゃんの家まで行った時に赤城山から吹き降ろす風を受け装備の限界を感じたあたしはいっちょまえの装備を買ったんです。
例えばフェイスマスク。
日本でバイクに乗るにはヘルメットの装備が義務付けられているのは皆さんもご存知でしょう。
中には”あみだかぶり”とかただひっかけているだけのアホんだらがおりますが、そんな奴等は地獄の魔王にSATSUGAIされるといいさ。
そのヘルメットには顔の部分がむき出しの”ジェット”と頭全体を包み込む”フルフェイス”というのがあります。
顔がむき出しのタイプだとこの時期寒いのは容易に想像出来ますが、頭全体を包み込むフルフェイスも結構冷えるので、顔の保温の為に用いるのがフェイスマスクなんですね。
まったくそんな物まで装備してバイクに乗るんですから本当にバイク乗りって変態ですよね。
寒さの為のフェイスマスクですが、これの着脱が結構面倒くさい。
なので今日も散財しに出かけたが出先のコンビニで一々脱ぐのが面倒くさいのでフェイスマスクを装備したままコンビニに入って行ったのですよ。
以下が驚愕のその時の参照イメージだ
お、お前はどこのテロリストだ!もうね、こんな人見かけたらレジ下の非常用ボタンを押して即通報じゃないですか。
こんな人がATMなんかに一直線に向かったらきっと機械ごと持ち去りとかするのがこの物騒な世の中の相場ってモンじゃないですか。
にも関わらず店内の随分平静としたことよ。
レジのおばちゃんもあたしが並んでも「いらっしゃいませ~」ですよ。
これがアメリカならあたしは間違いなくショットガンで打ち抜かれ全身がザクロのようになっていた事でしょう、いやぁ日本は平和でいい所だなぁ……