これまでのあらすじ。
ショートシフトを導入したアンチャンさんは国際規格コースでのツッコミに対する恐怖心が減ったのだった。
国際規格コース…?かかったな!バイク日記だ。
何やら日本がまーた不穏な社会情勢になってるとは露知らず、上半期最後の国際規格コースに行ってきたんですよ。
前回はシルバン・ギュントーリ兄貴の言っていたショートシフトを導入し、直線での安定性を手に入れたので今回はショートシフトの精度を上げる事を目標にデッパツしたんだよう…?

そんなわけでいつもの国際規格コースにやって来たのだ。
その日は、梅雨にも関わらずお日柄も良く、何とか曇りで天気は保ち、走行枠の台数も少な目。
よーしこれならウォームアップの後にクリアー取れんゾ~^とアタックを開始したら――

他に走ってる人との速度差があり過ぎて、常に絶妙な所で塞がれてしまい、仕方なく立ち上がりで抜くハメに…
自称自走のクソ雑魚ナメクジを自負していたが、どうやら下位クラスは卒業しなければならなくなっていた様だ。
状況としてはツクバで言う所の旧ファミリー枠で俺TUEEEEEE!オジサンとか弱い者いじめして悦に入ってる動画挙げてる人みたいな。
だったらツッコミで抜けばいいだろ!(コ)
て話ですけど、そうすると無理なラインで入って行かざるを得ないから速度乗せてけないんですよ…
そんなわけで僕の上半期最後のコース走行はパッシングだけで体力を消費し終わったのでした☆
で、終わるとアレなので中級者から見た初心者さんの特徴。
■荷重を乗せきれてない
アンチャンさんも一昨年からようやくツッコミで恐くないセッティングを見つけて男は度胸!何でも試してみるもんさ、で脱初心者したけれど、初心者と中級者の間に必ずあるのがブレーキをクリッピング近くまで引きずれていない。
ほぼ高確率でコーナー進入前にブレーキをかけきってしまっていて、クリッピングまでエンブレ状態、青木宣篤が言う所の峠走り。
峠で速い人、サーキットで上手い人。えっらそうに言うと今回ひたすら抜いていく中でほぼ全ての人がアクセルをじわじわ開けながら曲がっていた。
トラクション旋回とでも言えばいいのだろうか?典型的な峠での走り方で、恐怖心恐怖心と言っていた頃のアンチャンさんと全く同じだった。

こうやって人を観察出来る余裕が生まれたのも恐くないセッティングと恐くない走り方を見つけたからだ。
今回はショートシフトの精度を上げて、2→3と即上げるがそのまま3で引っ張って4としたから前回より速度の乗りが良いのもわかったし、一番長いストレートでは5速に入れる事も出来る様になった。
同時に余裕があるから曲がる先を目線で追っているだけで頭が全然向いていない事も把握出来た。
夏が明けたらタイヤに止め刺しに行け…るかどうか(社会情勢的に)これもうわかんねぇな!
そもそもタイヤが100分使っちゃったからショートコースで終わりかなぁ、まだ微かにスーパーコルサの文字は残っているけれど…